2017年02月21日

表現の進化と自分


最近の世界的に認められている指揮者、新しい世代の音楽作りは、今までとは違うテンション、時間の使い方を感じます。

過去のスタンダードばかりが素晴らしいわけではないし、呪縛のように行き詰まり新たな潮流が生まれてこない時期もあったりするので、オーケストラの技術の向上に伴い新しい響き、価値観が生まれてくることは素晴らしいことですね。


テンションは高い方へ、そして響きは明るい方へ伸びた気がするので、逆に暗さとか陰鬱さという方向へのベクトル、その量もかつてとは違う気がします。

三次元的な話として、世の中が明るくなったのは確かなので、人の感性もそうなるのかもしれない。

ただ、暗くなりすぎて心病むということではなく、クリアーではない墨色のような暗き表現から、音楽的魅力を感じるということは失いたくない。


いずれにせよ、僕自身は新しい世代の表現、その魅力をまだ許容しきれない感じ。でも拒絶するのは愚かなことでしかないので、ゆっくりと自分の感受性を広げていきたい。


N響特別公演練習。

posted by take at 21:12| 活動報告