2016年12月09日

変化のスピード


人の性格、その本質は、年月が経ってもまず変わらないのでしょう。しかし脳の成長、様々な経験値がもたらす変化というのは全ての人にあり、大人になり老いていく。

その自然に訪れる変化とは別に、自分自身で自分を変える時もある。


たとえば楽器。

現状からスキルアップしたい、つまり少なからず自分の演奏や得られる評価からのたち位置に問題意識があった場合。

この、自分を変えるために何かしらの取り組みをした場合、変わるのにあまり時間がかからない方がいい。

実は、本人が思っているよりもマイナーチェンジだったりする。スタイルや吹き方の本質はあまり変わらないから。そのマイナーチェンジをいくつも積み重ねて、洗練という変化を得ていく。

この時に、新しく試すことからの良い変化を得るのに、時間がかからない方がいい。

これは人間的な器用さも含め、得手不得手もあったりしますが。

時間がかかってしまう人というのは、たとえば頭のどこかで変わる必要性を感じていても、すぐ自分のいつもの方向へ戻ってしまったり、試すというよりは心底納得しないと先へ進めない性格だったりする。

それが、細やかな変化を察知する邪魔をする。

自分に対し頑固にならず、様々な価値に対しそれなりに納得し、充分な憧れを持ち、細やかな変化に敏感である。

そうすれば、私たちの人生に必要なマイナーチェンジは、さほど時間がかからないはず。

ただ、変化がおかしな方向へ行っているとしたら、そのことに対しても敏感でいたい。でないとつぶれてしまうから。

変化に必要なのは、根気や根性ではない。


レッスン。N響定期。

posted by take at 09:55| 活動報告