2016年11月14日

ソウルフル その3


あっという間の三日間、帰国の日になった。

今回は楽器を手持ちにしていたので、日本韓国共に空港にてのカルネ検査があった。

日本を出るときはとても簡素で、しかもチェックした後、全員揃ってではなく、各々で自由に出国できた。

そんなフリーなムードを期待しつつ、検査集合時間まであまり間がなかったが、サムゲタンを食べに空港のレストランに入った。食事の途中で抜けて、チェックだけ済ませ、また戻ってこよう。

今回のソウル市内滞在中は食べる機会が無かったので、ラストチャンス。おこげの入ったサムゲタンを注文。

最近は我が家でも登場するサムゲタン。初めてソウルにてその名前を聞き食べた時は、初体験の衝撃が激しく「世界にはいろんな食べ物があるなあ」と感動したものでした。

あまり時間も無く、熱々を慌てながらハフハフしながらいただく。こうなれば早く検査を済ませ、戻ってきて落ち着いていただきたいものだ。

半分くらい食べたところで、集合時間に。

「とりあえず行ってくる。多分戻ってくるけど、帰ってこなかったら会計だけお願い。後で払うから」

一緒に食べていた仲間に伝え、店をあとに。

「まってろよ、サムゲタン。もしかしたらのもしかしたら、今生の別れかもしれないが、ちゃちゃっと検査してもらい直ぐに戻ってくるからな。熱いままいるんだぞ」


集合場所には弦楽器を中心に40人近くの演奏家が。

係「みなさ〜ん、この辺りに集まってくださ〜い」

運命の瞬間

係「パスポートはお持ちでしょうかあ。まず、あそこのゲートを潜っていただいてですね」

……嗚呼、やはりそうなのかっ、あの身振りのいいももの辺りはまだ箸すらいれてないし、おこげは一口も食べてないのにっ……ケッ、ケンチャナヨ

「さよならソウル、さよならチョルウン

さ、さよならサムゲタン(涙)」


また必ず来るよ。アンニョンヒ ケセヨ、ト マンナヨ。


帰国。

posted by take at 07:59| 活動報告