2016年11月13日

ソウルフル その2


日本ではお酒の一気は完全に悪者になった。

僕も良いとは思っていないが、なら何故こんな飲み方が生まれてきたのか、ここ韓国に来て少しだけ思い出してきたことがあります。

正確には関東の大学生から始まったものらしい。秋元康氏がとんねるずの「一気」という歌を書きリリースしてから急速に広まった。これが、僕が大学生の頃。とんねるずは一気コールを「広めた」第一人者という意見もある。

ただそれまでも、酒を飲ませる習慣はあった。というか、コミュニケーションツールのテイスト、その時代の産物だろうが、「俺の酒が飲めんのか」というのは、世界の大概の国にあると聞いた。

日本の場合は、徒党をくんで飲ませて苛めるというテイストになってしまったため、消え去ることに。

ところが、ここ韓国にはしっかりと残っていました。

それは一方的なものではなくお互いがやるもので、あるときは飲み比べ勝負、あるときは改めて乾杯し全員で飲みほすことで、気持ちと酔いの

「共有」

を楽しむもののよう。


夕べは、こちらの楽聖たちが羊を食べにつれていってくれた。そして、そこにもチャンポングラスがあった。

楽聖「これ一気用なんです」

なるほど。一気に飲みほすのはオフィシャルな文化なのね。そうやって仲良くしようとするのね。でも、混ぜなくてもええやん。

楽聖「韓国はとにかく、なんでも混ぜるんです」

なるほど。この言葉からは、食べ物だけではない奥行きも感じられた。


まずグラスがこうで

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ここまで焼酎を入れるわけです。

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彼らに言わせると、韓国の焼酎は、日本の凄く安いもののクオリティなのだそう。日本人が楽しむ質の高い様々な焼酎のようなのは、韓国には無いのだそう。そら悪酔いするわ。

で、ビールを足すんですが、実はここまで。

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楽聖「一気用ですから」

な、なるほどね。

今日は自分たちのペースで飲もうと言って始まったが、結局全員で飲みほすイベントが定期的にやってくる。

そうやって、確かに日本人と韓国人は夜遅くまで混ざっていったのでした。


ソウル公演。

posted by take at 11:33| 活動報告