2016年11月11日

様々な日本


僕の生徒に、何年経っても方言が抜けないのがいる。埼玉において、一人の人間の大きさでもって、この地の雰囲気とは違う文化を放ち続けている。



日本全国旅をしてて、特にN響でのものは県庁所在地を訪れることが多いからか、町は随分似かよっているなあという印象をもっていた。特にビジュアル。

駅前にはよく知っているチェーン店が並び、繁華街はじめ町の様相はどこも酷似、ホテルも同じような仕様。きっと便利で使い勝手が良く、都会テイストを作り上げていくのには日本全国で共有するようなモデルケースがあり、どこもそれを採用していくのでしょう。

そこに住む人にとって、その空間は便利でシティ感覚を享受する場所。リトルトウキョウ。おそらく本物のトウキョウに上京しても「我が町のあそこが、やたらどこまでも広がっている都市」とうつるのでしょう。それくらい、違わない。


それがここ数年、「実は違うっちゃあ違う」と感じはじめてました。そして、それが先日の京都旅行で決定的になりました。

まあ、沖縄へ通い始めたこと、大阪での人とのコアな付き合いがいくつかあったこと、そして大槌の町の姿とはまた別の文化を感じることが続いているからだと思います。金沢はじめ古都テイストの強い町には、特に人の気質の違いを感じます。

そう、姿形ではなく人々の個性。

ということは、町は似かよっていても、その利用の仕方はそれぞれで違うのでしょう。

気候や立地から生まれる気質、習慣は、深く付き合ってみると思った以上に個性的。同じ日本人でも、かなり違うんだなあと思うことが増えてきました。


そんなこと言ってる僕は、じゃあどこの人?東京?讃岐?

東京が長いとして、その気質ったって……

文化発信の担い手、方言生徒は立派だ。僕がすっかり東京では使わなくなった讃岐弁を、出身者の僕が聞いてびっくりするくらい使っている。


迎合するばかりが、価値の全てではない。


川越へ。ジパング。

posted by take at 20:41| 活動報告