2016年10月05日

シンバリック


「大部分が金属で出来ている楽器というのは、金管楽器だけではない」

というとフルートやサックスを思い浮かべるでしょうが、実は打楽器に多いんですよね。

シンバルにトライアングル、チューブラベルやウインドチャイム、カウベルやグロッケン等。

僕はこの中で、薄い金属を直接響かせているという意味で、シンバルが金管楽器に近いというイメージをもっています。

その素材も、低価格帯のモデルにはブラス(真鋳)、ニッケル等が用いられ、高価格帯のモデルにはエキストラ・ハード・ブロンズが使用されているようで、これまた金管楽器と類似します。

音のイメージ、「放射状に拡がる輝かしさ」なんてのも似てると思いません?上手いプレイヤーの音は、快感指数が高く効果的だが、一歩間違えると破壊力の高い凶器になるところも………

皆さんは、シンバルのいい音というのを言葉にしたとき、どんなイメージをもっていますか?

“シャーーン”と、細かく割れており、美しく輝く金粉がキラキラしながら空間に拡がるみたいな。

逆に痛く感じる音は“バシャーン”や“パン――”等瞬発的な強すぎる打音と鳴りムラを感じる。

これも、私たち金管楽器のイメージとして語ることも出来るきがします。

つまり“シャーーン”と細かく割るような吹き方こそ、フォルテに対する魅力的アプローチなんではないかと。

意外に難しいと思います。そもそも割るほど鳴らさないアプローチも散見するし。

シンバルのように美しく割る。悪くないと思いますが。


川越へ。


posted by take at 14:46| 活動報告