2016年09月23日

とらぬ狸の皮算用


友人がハガキを二枚見せてきた。応募用で、バーコードを切り取ったものが二枚ずつ貼ってある。

「今アイスのモナカの二個分送ると、宝くじが当たるかもしれないんです」

たけ「君マメやね。てかそれって当たるかもしれない宝くじが当たるかもしれないし、ハズレるかもしれない宝くじがハズレるかもしれないのね」

「そういうことです」

もっと言えば、当たるかもしれない宝くじがハズレるかもしれないし、ハズレるかもしれない宝くじが当たるかもしれないわけだ。

……僕こそヒマ。


そこから「宝くじが当たったら話」になった。

「あれは、発表になるまでの時間を買うようなものなんです。当たったらあーしようこーしようと考える時間を買う。だから、すぐ発表になるスピードくじなんて、ありゃダメです」

たけ「なるほど…」

「六億円当たるとなにします」

若者「デカイテレビ買います」

たけ「あのねぇ……まあ、そこからなんだね。ただ部屋広い?知り合いで部屋が狭いのにデカイの買って“観にくいです”って言ってるおめでたいやついるからね」

「じゃあ、引っ越しからです」

たけ「引っ越しも、実はかなり豪華な引っ越しができるよ」

「僕は……居酒屋やるかなあ」

たけ「それ六億あったら、凄いゴージャスな居酒屋できるよ、何軒も」

「何します?」

たけ「そーねー、君たちはまだ若いから、いろいろな方向で考えるだろうけど、僕はもう“何を残すか”とか“オケ終わったら何をするか”とか考えちゃうね」

まあ、僕の野望は何気に恥ずかしいのでここに書くのは控えます。六億あっても、子パンダは買えないだろうし。

散々にわか金持ちへの妄想で盛り上がったが、話していた八人は誰も宝くじを買ってないので、全く意味のない時間だった。唯一可能性があるのは、アイスモナカを四個買った彼だけなのだ。

それでも飲み会はかなり盛り上がったのだから、宝くじはおめでたい連中のためにあるのだろう。


N響定期練習。大塚へ。

posted by take at 21:27| 活動報告