2016年08月19日

真似ることの価値


とにかく理想のイメージあって音を出すのと、何もなくとりあえず出すのとではスキルアップ、その歩みのスピードはまるで違う。

全く無駄吹きなく、常に理想を持つのは本当に難しいだろう。出してから口周りや息をコントロールすることも多いだろうから、無理想でスタートすることが全く無駄とは言い難いが、それでもある高名なバイオリン奏者の言葉

「弦に弓を当てる瞬間、常に理想をイメージしていなければならない」

はとても大きな言葉であり、無視することはできない。



「人生のある時期、誰かの真似をしようとすることは大事だ」

憧れのプレイヤーだったり先生を真似ようとすることの勧め。よく語られる言葉だ。「真似ができるのも才能」とも言われたりする。

一線で活躍するプレイヤーたちも、もれなく憧れからの真似を少なくとも一度は経験しているだろう。そういう意味で、現在進行形含め素晴らしい過去のサンプルがいくつも溢れている現代は幸せな時代とも言える。


真似る取り組み、何が良いのか。これは、

「理想のイメージがはっきり存在して音をだそうとする」

という一点だろう。もちろん最終的には他人というサンプルではなく、自分自身の中からわく美意識がオリジナルの理想を生み出すのがベスト。

そういう意味で一番素晴らしい取り組みは、「常に自分の中から理想がわく」であり、次に「憧れのプレイヤー、その音を真似ようとしている」で、大きく隔たりあって「イメージも何もなく、とりあえず音を出している」となる。


N響、演奏旅行練習。レッスン。

posted by take at 14:55| 活動報告