2016年08月05日

悩ませない


昨日、とある外国の大学、その先生の雰囲気の話を詳しく聞く機会があった。

複数いる先生、そのタイプ。

一人は世界的にも高名な人で、知的な内容だがどちらかというと公開講座を受けている感じ。

もう一人は、とにかく怒る人。「なんでできないんだ!」

もう一人は、生徒を囲い気味の人。

そして、哲学的でいろんな生徒を救うようなアプローチで接してくる人。「何を悩んでるんだい?喜びと共に演奏に取り組もう!」


日本も外国も、これら様々なタイプの教師がいることは同じだと感じた。

更に聞きながら思ったことがある。

悩みなんてネガティブムードは欠片もなく、伸び伸びと自分でスキルアップしていく生徒はいる。しかし、奏法や音楽、また取り組むメンタルや、場合によっては自分のたち位置に関して悩んでいる生徒というのも、どこにもそれなりにいる。彼らが悩みから救われるなんらかの投げ掛けは私たち教師のやるべき義務のひとつ。そのためには、人間としてある意味解き放たれていて、

「音楽とは、本当に!悩みを抱えながら演奏するのではなく、瞳に輝きをもって取り組むべきこと」

ということを自らが体現できており、その価値観から生徒ともスタートできることが不可欠だ。

更に、どういうタイプの教師が生徒を悩ましがちなのかは、正確に知りたいと思った。

彼の悩みがどこから派生しているのかはいろいろあると思うが、たとえ本人の気質や考え方からきていたとしても、その悩みを増幅させるような投げ掛けは絶対にしてはならない。

ましてや教師の言葉や態度、能力や存在が生徒に悩みの種を植えるなんてことは、一切あってはならないことだ。

教師は影響力をもっている。気をつけなければ簡単に派生しそうな話。だからこそどんな言葉、思想が生徒を悩ませてしまうのかを、具体的に知りたいと思った。


川越へ。

posted by take at 19:03| 活動報告