2016年08月01日

つやっつや


とあるホルン吹きが、

「やっぱりホルンとトロンボーンの違いって、艶だよね」

と言った。同じように柔らかく美しくても、トロンボーンの名手の音からは、より艶の喜びを得られると。

逆にトロンボーン吹きとして感じるホルンの際立ちは、奥行きと三次元的拡がりだと思う。しっとり感とか。

ミシェルベッケさんは、ホルン吹きだった父親の影響もあり、

「トロンボーンはホルンとさほど変わらない。同じように柔らかい音は出る」

と言っていたので、かなり意識していたと思われる。ホルンの名手との共演の際、艶々な彼の音が際立ち、トロンボーンに軍配があがったのを思い出す。


今の時代、「硬いトロンボーンの音」というのはありえないだろう。普通に吹くとそれなりに柔らかい音が出たとして、ならば

「艶こそを」

ゲットのセンターに据えることこそ、トロンボーンがらしく輝くポイントかもしれない。

輝かしく、艶やかに!


休日。

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