2016年07月28日

ベクトル


何かと人が自分にしてくれることを望んだり、常日頃他人からの自分へのアプローチを望みがちな人。そういう

待ちがち

というメンタリティだと、豊かな音楽性や技術は宿らないのだろうなあと思いました。


寝ることや歯磨き、お風呂など毎日のルーティンを除いて、私たちの時間をいくつかに分けてみます。

〇テレビやゲームなど、外から自分へ一方的に楽しみや暇潰しが向いてやってくるようなことに興じる時間

〇人とコミュニケーションをとっている時間

〇考え事、妄想はじめ、自分自身の内面と相対しているような時間


他にも分け方あるでしょうが、まあこう分けましょう。

人により、それぞれどれが得意(時間計上しがち)、不得意なんかあるかもしれません。

自分と対話しない人なんていないと思いますが、この一番周りから何もこない時間、つまり自分の中から一方的に派生しかしない時間に、何が心に浮かびあがりがちなのか。

ネガティブになることが多い人は、最初に書いたような「待ちがち」な人なのではないでしょうか。

未来の時間に対して夢見がちで、妄想も激しいと、楽器と相対した時にも、イメージをクリエイティブしやすいのかもしれない。

実は音楽性とかセンスなんてものは、自分でイメージ妄想して引っ張りだしてこれるかどうか、が全てのような気がします。

ある人がレッスン中に 「君は、あまり音楽を知らないね」と言った。聞くこと含め経験値が浅い為、ストックがないからうまくいかないね、という意味かもしれない。

しかし経験値がなくても、最初から楽器からいい音がでて、あっという間に上手くなる人はいる。

また素晴らしい演奏を聞くのが大好きだが、演奏になると…という人も。

ベクトルの問題かもしれない。音大でも「とにかく教えて欲しがる」ような外から自分へのベクトルを待ちがちな人は、なかなか伸びない。

必要なのは逆で、自分の心の中から外に向いている人。待つよりは先にイメージ、先に妄想、先に計画、先に発信。そんな結果周りに待たせているくらいの人が、

聴衆に待ってもらえる人

になれるのではないでしょうか。


N響練習。川越にておさらい会。

posted by take at 20:56| 活動報告