2016年06月17日

ハブ vs 満愚す

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ハイサイ!!

「先生、お昼、はぶ食堂にいきませんか?」

ハブ食堂?ヘビでも食うんか?

那覇港の近くにある『波布食堂』は、学生たちの間でもなにかと話題になってきた店のよう。

「僕らも行ったことないんですけど、凄く量が多いそうなんです」

たけ「あのさ、あかばなー(県芸近くの食堂、凄く量が多い)は量が多いの?それとも凄く量が多いの?その“うちなん物差し”凄く重要な価値観情報なんだけど…」

去年、いきなりあかばなーで凄い量の洗礼を受け、「沖縄は基本量多め」「そして安い」というのは理解できていた。お弁当なんかも量たっぷりで300円前後だったり。500円の『1キロ弁当』なんてのもあると聞いた。

そんなこの島で「凄く多い」というのは、興味はあるがなんだか恐ろしい。あかばなーくらいだとなんとかいけそうだが、それ以上だと……

「大丈夫です。残すと持ち帰りもできるようです」

たけ「よし、行こう!!」

やっぱり「食えるものなら食ってみろ」とあおってくる店相手に、「いや結構」と辞退するなんざ、にっぽん男児がすたるというもの。えー、50で男児ですがなにか??

本当はお腹いっぱい食べてほしいという、おばあおじいの優しい気持ちの量なんですがね。


海沿いの食堂、凄く賑わってい………な、なんじゃー!!!客が食べている麺やご飯、その量が噂以上に物凄いではないか!!!!!

レバニラ炒めは大きな皿に丘のように盛られている。広大な丘、その高さは10センチはあろうか。香川の屋島のようだ。

かつ丼、大きなどんぶりからご飯が3センチほど上に盛り上がっている。その上にカツが3層に盛られており、高さは軽く約15センチくらいか。小サイズの沖縄そばが付いているぞ。

学生が頼んだカツカレー、これも皿より盛り上がるライスに、大振りカツが2層。ルーはお玉3杯分ほどかかっている。マカロニサラダとミニ沖縄そば付き。

僕と楽聖の一人は『肉そば』を頼み、とにかくドキドキしながら来るのを待っていると、隣のテーブルのおっちゃんのが先に到着。そのどんぶりの上の炒めものは、な、なんと活火山のようなてんこ盛り。一人の人間が大人しく味わうなんて範疇を超えている。肉野菜炒めは既に噴火しており、はっきり言って異様な姿。

隣のおっちゃんは半分ほど食べたところで白旗打ち止め、うなだれた姿を横目に見る我々の前に、ついに火山が登場した。

さあ、どうする?吉川、食べきるのか?残すのか?そもそも麺までたどり着けるのか? ハブに立ち向かうマングースと化した僕と楽聖は、汁や野菜がトレーにこぼれるのもいかんともできず。

途中で止まったら、そこで終わりになる。そう思った我々は、ただただ無言で食べ続けた。途中全身から汗が吹き出て、水も入らず意識を失いそうになったが、年甲斐と大人気のない負けず嫌いはなんとか持続。そしてついに完食。ちなみに盛り上がった炒め山の半分が肉でした。


マングースには達成感はなく、ただただ山のように突き出た胃を労りながら、大学へと戻るのでした。

うちなんちゅーに聞いたところ、量の多い沖縄でも最強ランクだと。この南の島は、なかなかにサバイバリーな島でもあり、充分なんくるありました。


沖縄県芸、レッスン。帰京。

posted by take at 21:28| 活動報告