2016年06月05日

充実した変化


東邦も沖縄も、レッスンをいくつかの内容にわけて行っている。

基礎、オケスタ、アンサンブル、エチュード、ソロと、トロンボーンをやる上での必要な項目を網羅しており、夏の合宿では編曲の課題も出している(学外演奏会の際に取り組む大編成の編曲も、楽聖たちのそれはほとんど直しのいらない立派なものである、万歳)。

四年間でそれぞれを極めていけば、社会に貢献できる演奏ができる人材に繋がるだけでなく、教育者はじめ様々な仕事についた後も、それぞれから得た事が必ず役にたつはずだと確信して、もれなく取り組むようにプログラミングしている。


とある教師、オケスタを中心に熱心に伝える人がいて、その生徒から

「先生はそれこそが必要だという点でぶれていなかった。吉川さんはどうですか?」

と問われ、あれこれ網羅しようという自分としては、ぶれているのかと悩み凹んだ時期もあった。

絞るか多岐にわたらせるかは伝える側のやり方だが、それぞれの内容が楽聖にもたらす影響というのは、実は教師の想定外に及ぶこともあるようだ。

例えばオケスタなら、「実践的なオーケストラの吹き方」が身に付くと普通は考えるが、やってみると明らかにそれ以外の変化ももたらすことがある。

アンサンブルならアンサンブル能力、エチュードなら多角的な技術となるが、やはりそれ以外のものも生まれてくる印象。

全ては「やり方次第」なのだが、楽聖同士の力、教師としての力等をフルに混ぜ合わせ、それから個人が感じとっていく。また周りから影響を受けようというある意味「受け身」のスタンスとしてだけでなく、自分から周り中に発信しようという「伝達」の意識が積極性を生むようなやり口を、もっと見つけていきたい。

いつも感じるのは、楽聖は手応えや変化が感じられる時空間に居合わせると、集中力を持ち笑顔と会話が増える。そうではない場面の時は、悩み考え込むような暗さある顔つきになり黙ってしまう。


長いようで短い、短いようで長い貴重な四年間である。楽聖たちの真剣かつ笑顔、活力に満ちた未来を見据える眼差しを求めて進んでいきたい。


休日。

posted by take at 22:52| 活動報告