2016年06月04日

クリームチーズいぶりがっこ


牛タン屋に入る。

かつては「なんでぎゅうたんやねん」と仙台方向へ向かい、舌の根も乾かぬように文句を言っていた。あの頃の我が言い分はこう。

「ぎゅうが日本語、タンは英語の一部やないかい!なんでも合わせりゃえ〜っちゅうもんじゃないやろ。ぎゅうしたやうしした、ぎゅうべろやうしべろだったらわかる。タンやったらカウタンやろ!!日本国民は、疑問をもたんのか!!!」

僕は今より更にヒマ人だったらしい。


今日はそんなことを書きたいのではない。散々飲み食いし、最後に頼んだ

「クリームチーズいぶりがっこ」

がなんとも竹鶴ハイボールに合いすぎて、なかなかに幸せな箸の進みだったのでリポートしたいのだ。


クリームチーズは最近よくメニューに見ますね。味噌漬けやわさび醤油和え、竹輪や塩辛なんかとコラボってたり、ネギやいろんな野菜とも相性がいいよう。

そのクリチズバリエーションのひとつとして、これまた秋田はじめ北を代表する渋旨い絶品酒つまみ、いぶりがっことの共演を楽しむことに。

ただ頼んだ時は「いぶりがっこにクリームチーズ乗っけて食べんのかな」くらいのイメージ。竹鶴ハイボールと話に夢中で、それ以上のイメージは訪れなかった。

「クリームチーズいぶりがっこです」

出てきたものは、皿にクリームチーズがてんこ盛りで、上からこれまた水谷豊もビックリ、絶妙な相棒、かつおぶしがかかっているだけ。

「ん?燻したがっこはいずこ??」

箸でつまみ口に運ぶ。歯を入れてみると

おおぉぉっ△×―♪☆⇔*

目には見えにくいほど凄く細かく刻んだがっこが、チーズにまぶしてあるではないか。

プチップチッ☆

と口のなかで弾けるこおばしい燻製の味と、まろやかで優しい滑らかなチーズの混ざり愛が堪らなく後を引く。まるで満天の夜空を口に入れ、星をプチプチしているよう。

一杯で終わるつもりだった竹鶴ハイボールも、クリームで滑らかになった口が、ツルリとリピートオーダーを告げる。

絶妙なコンビの絶妙な存在感。ぎゅうしたで膨らんだお腹、そのシメに相応しい一品として、口の中に広がる星空が、夜の帳を素敵に演出してくれました。


川越へ。

posted by take at 14:09| 活動報告