2016年06月01日

デベロップ・レボリューション


東邦、沖縄、高松一高、そして受験生はじめプライベート、僕はレッスンの全てにビデオを導入している。それぞれビデオカメラ、モニター、マイク、スピーカーを用意してあり、録画、視聴を繰り返す。

一方的なアドバイスの投げ掛けを極めて減らしたい、自らの内面的変化による自己改革を期待してのやり口。随分永い間、紆余曲折ありながら現在のスタンスにたどり着いている。

レッスンにはいくつものスタイルがあるので、このやり方がベストかどうかはわからないが、今の僕が楽聖たちに期待したい

「自立した逞しい成長、変化」

にはこれかなと。


レッスン室には、毎度楽聖たちによりビデオセットが運ばれ、いい感じのセッティングがなされている。

ハンディカムが乗った譜面台、この偉大な先生を東邦では黒澤監督、沖縄では三谷監督と呼んでいる。僕が入室すると直ぐにレッスンが始められるほどフォーメーションは完璧。大体二人から三人のグループレッスンになっているので、楽聖たちは全員ビデオカメラの扱いに精通している。

東邦では、二つあるトロンボーン部屋のひとつに、もう一台モニターとしてのテレビを設置している。これは録画したレッスンや試験、演奏会等を見直したくなった時、いちいちモニターを出し繋げるのは大変だし、本来移動目的で作られていないテレビ等の耐久性のためでもある。ビデオカメラだけを繋げれば直ぐ見られるようにしてあり、楽聖たちはよく利用しているようだ。


先日、四年生の楽聖がレッスンの最初に話しかけてきた。

「先生、自分のSDカードに撮ってもいいですか?」

「もちろんいいよ。買ってきたんだ」

「家で復習できるし、早くからこうしておけば、四年間のレッスンが全部手元に残ったんですよね」

確かにそうである。普段は内蔵のホルダーとトロンボーン科として入れてあるSDカードを行き来しながら撮り、メモリーの容量が一杯になったら過去のものを消していた。

自宅でパソコンに取り込んでいけば、四年間のレッスン全てを残し、復習したり変化を感じることもできる。素晴らしいではないか。

世間話的に二人の楽聖に話したら、その次のレッスンでは二人ともマイカード持参でやってきた。

ので、全員にメールで勧めたら、みんなそうしたいとの反応が。

僕も気がつかなかったやり方は、新しい刺激に溢れた未来空間を予感させる。


楽聖たちは、間違いなく逞しく変化していっている。


ジパング

posted by take at 09:55| 活動報告