2016年05月25日

開国への勇気


昼間銀座を歩く。

周りから聞こえる言葉は中国語が多いが、ぐるり見渡すと、国籍はわからずとも明らかな西洋人もたくさん見える。日本人はいずこ?といった様相だ。


ここ数年で日本は変わった。我が国の国策も大きい、つまり望んでこうなっているとは理解しているが、あまりに急激に日本の日常、その雰囲気が変わりつつある。

これだけ世界中から人が訪れ、今まであまり知らなかった日本の真実を本国へもって帰り、語りつぎ、また新たな外国人が訪ねてくる。日本の理解は急激に世界に広まり、いずれまた想像もつかないような変化がやってくるような気がする。

「開国した雰囲気だなあ。ということは、今まではやっぱり鎖国してたことになるのかなあ……」

頭の中がつぶやいた。


日本のオリジナル目指し、世界から来日していることは確かだ。西洋と同じものが彼らの興味の対象になるにしては、日本は遠すぎる。

西洋からの音楽とはいえ、教育や演奏のスタイルも、ひきこもらず開国したとして、しかし最後に必要なのは自分たちの、そして自分自身のオリジナルだろう。

日本人として、今までから学び、しかし貪欲に開拓し、自分の情熱と趣向に正直に突き進むべきなのでしょう。無意味に過去を否定したり、自分の考えなしに外から取り入れ信奉するだけでは、真のオリジナルは生まれない。

そうやって築いたものを世界に発信できるとしたら、その時こそ真の開国になる。

恐れるべきは、「自国を、自分を守る」という大義を理由にした、引きこもりでしょうね。

まだまだ勇気の足りない僕こそが気をつけなければならない。


N響定期。

posted by take at 22:51| 活動報告