2016年05月24日

音訓ウォーズ


東邦音大があるのは南古谷。「みなみふるや」が正しい呼び方だが、音大関係者のみならず、この町にて暮らす人はもれなく

「なんこや」

と呼ぶ。あちらこちら、中高生からサラリーマン、おっちゃんおばちゃんまで電話片手に

「あ、今なんこや!」

なんて言ってる。

ねこは「ニャンこや」、犬は「ワンこや」、和菓子屋は「アンコや」、パン屋は「パン粉や」、パチンコ屋は玉を数えながら「何個や?」と呼んでいる。

まあ、六文字が四文字になる省エネ化、なんだか柔らかく親しみやすい発音が魅力、人気の秘密ですね。


考えてみると、このように駅名を音訓読み変えるパターンは聞いたことがない。なんこやは特別かもしれない。

新馬場は「しんばんば」。口の悪い人は「しんババア」、赤ちゃんは「しんバーブー( ・ε・)」と呼ぶが、それ以外の人はもれなくしんばんばだ。


「私が利用している駅は、あらうまじょう(新馬場)。N響へ行く時は、きょういそせん(京急線)からみやこいとなみせんそうせん(都営浅草線)に乗り換え、いずみがくでら(泉岳寺)へ向かいます。

本番の場合は、じゅうたに(渋谷)か、げんやど(原宿)からNHKホールを目指すか、りゅうちやまわん(溜池山王)、むつほんぼくいちていもく(六本木一丁目)からサントリーホールに行きますね。

大学ですか?まずひんせん(品川)でじょうやあずまけいライン(上野東京ライン)に乗り換え、せきう(赤羽)経由でだいぐう(大宮)へ。で、さきけい線(埼京線)のせんえつ線(川越線)に乗り換えるパターン。または、だいき(大崎)で、そうみなみにいしゅくライン(湘南新宿ライン)に乗り換え、けいぴことぶき(恵比寿)、あらやど(新宿)やちたい(池袋)、ばんきょう(板橋)やこでんきみぞの(戸田公園)、たけくらほかず(武蔵浦和)、あたえやぽんちょう(与野本町)なんかを経由してたいくう(大宮)へ。やはりがわえっ線(川越線)に乗り換え、ひすすみ(日進)、せいたいぐう(西大宮)、ゆびおう(指扇)と進み、そしてみなみふるや(南古谷)へ向かいます」

……………ん?!


N響定期練習。なんこやへ。

posted by take at 16:12| 活動報告