2016年05月31日

平成ジパング生き抜き中


先日の遠足中のひとコマ。後方で歩きながら話していた女子楽聖が放った一言。


「ヤバッ、それ食いつきハンパなくない?」


何についてハンパないのかは聞いてなかったが、それよりも、この言葉の意味が理解できる僕は、正しく平成を長く生きるフレッシュな(?)人間なのだと自覚した。

だって考えてみてほしい。昭和のあの頃なら、この言葉は以下のようにしか意味を持たない。


現代平成版正解
「それって凄い!とてもいい!!エキサイティングっ!!!思わず誰もが瞬時に注目、欲しがるよね」


昭和理解限界版
「ま、まずいっ!そのシステムだと魚はエサだけ食べて針まで飲まないわけではなく、しっかりと飲み込む」

釣り人限定になる。



今日のジパングのひとコマ。

先手・桑田「コレ、きつくないすか?」(訳・これ、きついよね)

昭和版返答
後手・たけ「いや、きついよ」


平成版返答
後手・たけ
「ね、コレ、きつくなくなくなくなく×α…ないよね」

全員・爆笑


ジパングは正しく、現代の平成をフレッシュに生き抜く、青春吹奏楽団なのだ。


川越。ジパング。

posted by take at 16:15| 活動報告

2016年05月30日

バック42KY


崎陽軒の焼売弁当、その醤油入れの容器のフタが、メーカー限定でトロンボーンの石突きゴムとしてピッタリはまるという。

な、なんとかー!(訳・ま、まじか!)

トロンボーン吹きに限らずとも、写真つきのこの記事をFacebook上でシェアしている人は多数おり、そのあまりに意表をつく組み合わせにより、一気に賑わうことになりました。

これは直ぐにでも試さねかんがー。

問題はそのサウンドである。実はトロンボーン吹きでもこだわる人やそうでない人もいるのだが、石突きゴムで音や吹奏感はかなり変わるものです。僕は昔から石突きゴムフェチで、バックのものでも数十個出してもらい、自らの触診でセレクトした精鋭ゴムを、随時10個以上はストックしている。(門脇さんにちょいちょい提供)


どうしよう、崎陽軒の焼売ゴムを付けたら音が劇的に良くなったら……

え?いいじゃないか?

いや、それで音がめちゃくちゃ良くなったら今まで研究に研究を重ねてきたバック本社も泣くところだろう。

僕は実はいの一番に、ウィリーズマウスピースで頑張っている中込君の顔が浮かんだ。彼は永年の研究と努力で素晴らしいマウスピースの数々を生み出し、個人個人の好みに対応した高品質なオリジナルの製品で、多くのプレイヤーから絶大な支持を得ている。ただ、そんな中込君が本当に長い間随分努力を重ねてきたことも知っている。

崎陽軒醤油ブタでもし劇的にサウンドが変わるんなら、中込君は号泣するんじゃなかろか……(せんわ!)


世界中に一斉に発信された情報ではあるが、崎陽軒は横浜なので直ぐに入手が困難なトロンボーン吹きも多かろぉ。

実はですね、京急の品川駅のホームに崎陽軒のスタンドあるんですよ。直ぐに試して、またこの場で報告しますね。

ただ……どうしよう、個体差があったら。もっといいもの求めて、毎日焼売弁当食べるはめになったら。せっかく、年齢を重ね楽器もマウスピースも迷わなくなった今日この頃なのに。フタ欲しさに、いっぺんに弁当10個買っちゃったり。


ちなみに、バックの総輸入元の野中貿易は横浜にある。研究と経験でサウンドを熟知する主治医としてあまりに頼りになるリペアマンもいるし、美しいサウンドを求め選定に通ったプレイヤーも多かろぅ横浜。

焼売屋という意外過ぎる伏兵は、なんと彼らの身近にいたなんてことになるのか。港町だけに、灯台もと暗しなんてことになるのかもしれない。(ならんわ!)


川越へ。

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2016年05月29日

キター!ふなっしー


2014年6月18日に『嗚呼、ふなっしー』というタイトルで、梨論評、思いのタケを書いたことがある。

ふなっしーの活躍が日本全土を席巻している時代。彼をテレビで見ない日はなく、ファンも380度の角度で増殖していた時代。僕の素直な憧れをペンにしたためたものだった。


月日が経ったある日、一年以上経っていただろうか、ひょんなことから、この僕のブログがふなっしーファンの間でツィートを賑わしていた過去があることを知る。実際ブログに戻ってみると、「いいね」のカウントもえらく増えていた。

ツィートは、僕の想像を越えてホットなものの応酬になっていた。

「感銘をうけた」「最後は涙が出てきた」「ファンの思いを全て代弁してくれている」「感極まりました」「梨汁が出て止まらない」……そして

「吉川さんの演奏聞いてみたくなりました」

というものまであった。

クラッシック音楽とトロンボーンの裾野を広げるのにも様々な方法があるのかと、深くナシ得した瞬間になったものです。



月日が経ったある日、てか今月の13日の野方のコンサートの日、コンサート終了後のサイン会でのひとコマ。とある男性が目の前に立って、開口一番

「あのう、実は私ふなっしーの大ファンでして、以前ひょんなことから吉川さんがふなっしーについて書いてるのを拝見しまして……」


つ、ついに来たナッシー!!!!


ひょんなことから見たのなら、ブログの読者ではなくツィートからたまたま見たに違いない。

「あの、吉川さんのふなっしーに対する思いに凄く共感しまして、ファンとして本当に嬉しくて…」

握手を求められ、その熱い思いのこもった体温を感じる湿った手(梨汁?)を握りながら、ふなっしーのおかげで本当に少しづつ、390度の角度でゆっくりゆっくりとトロンボーンが広がっていっていることを実感したのでした。


ただ問題は、彼はふなっしーのことは熱く語ったのですが、その日の演奏に関してはなんにもナッシー!!!!!!


遠足

posted by take at 10:11| 活動報告

2016年05月28日

動く音


長くN響を聞いている家人の最近の感想として

「指揮者によって、凄くオーケストラの音が違う」

というものがある。

もちろん以前から言っていたことだが、しかし最近はこれがクローズアップされている印象。

「凄く吹いている、凄く弾いているのはわかるんだけど、意外に大きく聞こえない」

「響きが薄く、硬く感じる」

なんてネガティブなものもあるが、

「この指揮者の時は、本当にいい音がする。あたたかく拡がるサウンド。どんなに大きくなってもキツさが一切なく、美しさと相まって本当に心地よい」

なんて言葉が、余程気になる。それは音楽的スキルの高い音であろうし、そんな音をもった演奏こそが、

「真の音楽的演奏」

なのではないかと思ってしまう。

感想とマエストロたちのアプローチをよくよく精査すると、僕の印象なりに二つのポイントが見えてきた。

ひとつは音楽的欲求でありひとつはテクニックだが、これらは密接に繋がっているのだろう。頭の中の欲求がそうだから、身体もそう動くという。永年の経験、研究からのテクニックが生んだサウンド、流れもあるのかもしれないが。


頭の中としては、「止まらない音」「留まらない音」があるということ。これはもちろん全体の流れに貢献するものだが、音ひとつに対するイメージが「動き」という快感を生む気がします。

テクニックとしては、「はっきり示すことはあっても、腕自体の力みと叩きつけるようなショックをもたない」、ではないかと。常に音楽は動くべきなのだとしたら、はっきりとしたタイミングは存在しても、その限定された瞬間すら止まるべきではない気がします。


オーケストラが本当にいい音がするアプローチ。今最も興味ある研究。トロンボーンの息、イメージ、身体にも取り入れなければならない。


帰京。

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2016年05月27日

2029年夢中の旅


空港に降り立つと、途端に目に入る知らんかった情報。なんと香川県、にんにくの生産量全国第2位らしい。

「え?そんなに食べよるかのお」

たけ「生産量!消費量じゃないの。こんな狭い県で二番目によっけ食べよったら、県中くそーてかんが」

ランキングをみるとびっくり! 2013年のデータと、ちょっとるいふですが

収穫量(t)
全国合計は20,100

1位 青森県 13,600
2位 香川県 736
3位 宮崎県 460
4位 岩手県 413
5位 大分県 355
6位 和歌山県 148
7位 徳島県 143

青森ダントトぅ〜、ケタが違うが!!全国の七割を占めとる。世界的に見ると中国が八割の生産量、インド、韓国と続き、日本は36位だそう。

36位の中の更に2位ですが、それでもにんにく好きとしては嬉しいなあ。



一高でのレッスン終わり、定例飲み会へ向かう。

「よし、今日はこの美味臭い話題から入ろう。ジモティーはみんな知っとんかいの」

頭に仕込んで、いざいざかやへ。メンバー7人。いつものMもSも当然今宵の友。

着席し、にんにく話を振ろうとした瞬間

M「重大発表があります。実はSの奥さんからメッセージを預かっています」

SとMは同い年の長年の友人。MはSの奥さんとがいな仲良し。

M「メール読みますね。“明日主人は、娘の運動会の準備があります。狭い場所でいろんな方と一緒になるので、にんにくを食べさせないでください。あとお酒も飲み過ぎないよう、皆さんお願いします”」

言うことをきかないSをM経由で遠隔操作する奥さんは流石だが、先ににんにくワードを越されてしまい、そのグーゼンにびっくり。

S「ううっ…じゃあ食べんようにするわ。食べもんは若者が頼んでや。何でもガッツリ頼んで」

食いしん坊のSに注文を託されたのは彼の生徒で、新婚ほやほや、新妻のK。

K「わかりましたぁ」

僕は食べられないSに気を使うことなく、県民の県民による県民の為のにんにく話題を提供(僕都民ですが)。知らないジモティーも多く、みな驚いたり喜んだり。

ひとしきり話題が終わった頃、最初の料理登場。


S「かつをのたたきやないかあ〜〜〜!!!!」


当然皿の隅には生スライスにんにくが盛ってある。Kはいじわるでわざと頼むような人間ではない。ただの天然だ。

たたきににんにくを乗せようとするS、箸でにんにくを移動し妨害するK。微笑ましい師弟関係である。

奥さんの言い付けを守りSには食べさせず、あとみんなでにんにくかつをを美味しくいただいた。

S以外全員臭いのかもしれないが、にんにくなくてもパワー全開で喋りまくる彼の爆笑トークで盛り上がり過ぎて、香川県がどんなに狭くても臭わない臭わない。Sもとにかく喋るのに夢中で、におう暇も無いようだ。あれは息吐くばっかりで吸うとらんやろのー。


うどん県、それだけじゃない香川県。話が美味しすぎる夜は、大爆笑と共に更けていくのでした。


高松一高、レッスン。

posted by take at 12:00| 活動報告