2016年04月12日

ベテランすぎる

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これはマルタンのバラードの譜面なのですが

……ベテランすぎる

大学時代から何度となく取り組んできた曲。数年前は念願だったオーケストラとの共演も叶いました。トロンボーン奏者にとっては、技術的音楽的難易度の高さ、そして豊かな芸術性から一目おかれている作品です。

これは実はコピーでして、原譜はソロ譜だけ早々にどこかへ旅立ってしまい、いつぞやからずっとコレ。コピーしちゃだめなんですけどね。ピアノ譜はいろんなビアニストの書き込みもあるこれまたベテランなのですが、この楽譜、若かりし頃にセロテープで張り付けたもので、製本テープじゃないので本当にかなり以前だと思われ。そのテープ跡も変色し、いたるところがぼろぼろ。

買い直すなりコピーし直せばこうじゃないマルタン人生になっているのですが、何故だかこいつとずっと付き合ってます。コピーしちゃだめなんですけどね。

ちなみに、今の生徒たちはそもそも装丁からまるで違う楽譜を持ってくる。ソロが4ページではなく、確か5か6ページになっているのたが、僕はその楽譜だと曲が長くなった気がして吹けないし、なぜだか間違えまくる。

てか、このベテラン過ぎるやつでさらいたい。それにしても恥ずかしいくらいボロボロで、不思議と誇らしい相棒なんです。


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もうひとつは靴なのですが、こいつが実は

……ベテランすぎる

まあ言っても10年くらいだと思いますが、靴そんなにもたないですよね。N響の時はエナメルの本番靴が特別にあるのですが、その他の本番だったり、スーツを着る機会に履きながらもうかなり経ちました。

皆さんにもありませんか?気に入って買った洋服やらなんやら、でも全然着ない。逆に買った時はさほどの思い入れがあるわけでもなく、なのに結局ずっとそれを身に付けてるみたいな。

あの時、浅草公会堂での本番の日に本番靴を忘れてて。それを結構間際に気付き。慌てて浅草の町に買いに出たんです。 比較的近所、商店街の中に安い靴をたくさん扱う店を発見。

「まあ、今日の本番用に履けばいいだけだから、安いのでいいや」

いくらかは忘れましたが、本当にかなり安いのを買ったんです。一回しか履かないかもしれないし。

で、結果それまで履いてたのや、その後買ったりしたのがどんどん引退していき、でもこれは居続けて、途中からは「もうこれでいいや」状態で結果長い付き合いになってます。

なんだか安心感あるんですよね。不思議とかかとも減ってないし。凄い安物で、えらく長く履いてるんですが。

縁て、思いもよらず結果的に一緒に歩んでいて出来上がり。

靴だけに、本当に一緒に歩んでくれている相棒です。


川越へ。


posted by take at 22:05| 活動報告