2016年04月07日

自分と長所 自分と短所 その3


こういうこともありました。

あるユーフォの生徒。吹き終わってから「良かったところと良くなかったところ」を聞くと、「音が良くなく、音程とリズムはまあまあ良かった」と答えました。これはそのまま僕の印象と真逆だった。

きっと彼女は音にはこだわりがあり、日々意識と神経を使っているので「まだ気に入らない」。しかしそこにこそ良さと可能性が見え、普段こだわってない音程とリズムには自己評価自体が甘くなり。というか、みつめようとしてなかったか。

日本人の場合、そういう意味で 「自分が思う長所短所が、逆になってるかもしれない」 という意見が聞けました。


本当は自己評価と周りからの客観評価が一致した長短だと望ましいが、そうでなかったとしても、自分の長所だと思う部分はより成長させていくスタンスは大事ですね。


教育の現場は、オールマイティーの方に軸足があり、短所や難所を見つめ改善していくことを要求するムードが強い。しかし、長所あっての短所だとしたら、長所はオールマイティーな合格点より更に飛び抜けている方が良い気がします。

これは僕の主観ですが、プライドとか長所というのは育てていくもので、それは周りに委ねるのではなく、自分で育んでいかなければならないのだと思います。

「生徒の演奏、短所は見つけやすいが長所は見つけにくい。人によりますが」

また

「自分の長所は、他人に言われて初めて気付くことが多い」

という意見も聞いた。

もし楽聖たちに、自らの長所を意識して伸びていってもらいたいなら、早い段階で教師である自分がそれを指摘し、認識してもらう必要があるのだろう。


長所短所というより、「得意なこと苦手なこと」と言われた方が、分かりやすいという意見も。


いずれにせよ、人が伸びていくためには、自分の短所を見つめる眼と、長所を利用する自意識の両方が不可欠だと思います。


ジークフリート、ようやく本番。

posted by take at 17:37| 活動報告