2016年04月03日

共に生きる


俳優の渡辺謙さんは、2013年に支援活動の延長として気仙沼にカフェをオープンし、オーナーとして地元の人たちと繋がっているそうです。

多いときには月1くらいのペースで、厨房に立ったり接客していたこともあると。

何より驚き、何より感じ入ってしまったのは、来店できない日のほとんど、本人直筆のメッセージファックスが届くのだそうです。ハリウッドで活躍する場面も多い人。アメリカからも毎日届くそうで、ファイルにまとめてあり自由に閲覧できるし、いくつかは店内に貼ってある。

渡辺謙さん自身は新潟県の出身。故郷支援というわけではない。震災後訪ねた気仙沼にて様々な活動を続けながら、更に自分のやれることを熟考した末の行動のようです。

同じように知る人ぞ知る、奥尻島の地震災害から後、様々な復興支援を続けている泉谷しげるさんの発言も聞いたことあります。「ははは、売名行為だぞ」みたいなことを言いながら、日本全国の地域活性イベント・災害復興支援企画に参加、出演を続けています。

彼らは自分が有名人であることを全く隠さず、そのこと自体も被災地のメリットになりうるやり方を選び行動をする。

ただ、渡辺謙さんの『ほぼ毎日メッセージファックス』というのは、有名人、一般人関係ないものです。被災地を支援し交流する、どんな立場の人においても鏡になるようなもの、その極まったもののひとつでしょう。


明らかに、気仙沼と共に生きていると言えます。


私たちが、一人で被災地を大きく変えることは残念ながら困難極まりない。しかし必ずやってくる復興した幸せな未来を目指し、流れ続ける時間を、まさしく

「共に生きる」

のだとしたら、それこそが被災地で前向きに生きる人たちの、一番の希望であることに間違いないのですから。


店内に飾ってある気仙沼の人たちの写真のなかには、大漁旗の前に写る渡辺謙さん南果歩さん夫妻のツーショットもある。

こんな発言も見ました。

「果歩さんも謙さんと頻繁に気仙沼を訪れています。その際、果歩さんは地元の女性たちと本音で話をする場として『気仙沼女子会』なるものを開いたりもしています。復興支援に尽力する謙さんを見て、"私も同じ気持ち"と思っての行動なんじゃないでしょうか」


ジークフリート練習。



posted by take at 23:39| 活動報告