2016年03月26日

息もいろいろ


ジークフリートの二幕になると、一番上手側にいたチューバの池田君が雛壇のセンターへと移動しました。下手に配置するホルンの後列にいるワーグナーチューバたちとのアンサンブルのためです。

ワーグナーの時は、一番大きなB♭管を使う彼。構えると、いつもと違い左向きのベルがこちらに向く。

「でかいなあ……」

近くにいるトランペットやホルンと比べても、異様に楽器がでかく、そのベルはブラックホールの穴のように見える。マッピもがいにでかいがな。

で、結構大きな音量で息の長いフレーズをノンブレスで吹いている。

「あんなにでかいカップに、僕らがあの感じのサウンドのために吹き込んだら、多分一秒しかロングトーンでけんよ。スロートもでかいし。ということは、凄く息の量が少ないか、スピードが遅いかどっちかやな」

実際そうでしょうね。フォルテひとつをそれなりにロングトーンするとき、

トランペットなら、遠くの敵に向けて吹き矢をプッッ!!! てな速さ。

ホルンなら、バースデーケーキのろうそくを吹き消す感じ。

トロンボーンなら、味噌汁さまし、

チューバなら真冬のかじかんだ手を温めているくらいかもしれない。


同じ金管、同じフォルテでも、実際やることは結構違いますね。


ジークフリート練習。

posted by take at 15:19| 活動報告