2016年03月24日

タクシー運ちゃん物語2016


高松でタクシーに乗った時の話。

「私も一高の卒業なんですよ」

運ちゃん、僕より10歳年上だそうで、昭和45年辺りの入学となるようです。

「わたしの頃やあれですよ、男のズボンは黒やったらジーンズでもなんでもよかったんですよ。今や考えられんけどのぉ。で、三時間目と四時間目の後にそれぞれ40分休憩があって、三時間目の後に早弁して、また直ぐにお腹すくけん四時間目の後に外へ食べに行っきょったんですよ、お好み焼き。それが今やったら考えられんけどせんせと一緒に行くんですわ。職員室行って「せんせ、お好み焼き食べにいこー」ゆーて。一高の前の道、お好み焼き屋よっけあってなぁ。あの頃は、喫茶店もボーリングも映画もお好み焼きも、どこへ行ってもよかったんや。で、仲えーせんせといっきょったんや。今や考えられんわー。そのせんせのこと、みんなであだ名で呼ぶんやけど、本人に向かってもまんまあだ名で呼っびょった。えー時代やったわ。私の卒業した直ぐ後に、問題起こしたんがおって一気にきびしーなってしもたんやけど」

いろんな意味で驚きましたが、今とは違う信頼ありきのスタンスに、少なからず羨ましさを感じながらの車内となりました。



今月8日、東邦のトロンボーンアンサンブルの打ち上げは、おおいに盛り上がった。

で、結局電車のある時間には帰れず、聞きに来てくれていた東邦フレンズの今込君とタクシーで帰ることとなった。

それなりに長距離。多分40分以上は乗ったと思う。今込君もうちの近くなので、あれやこれや長々と話しながらの旅。酔っぱらいの常で話した内容のディティールはほとんど記憶にないが、多分頑張った楽聖たちを称えながら、更なる希望や展望、様々なハードルに対しての取り組みなんかを話してたんだと思う。

今込君が先に降り、更に走り我が家へ。いつもの目黒川沿いで停めてもらい降りる。

すると、なぜだか運ちゃん(若めのおっちゃん)も降りてきて

「あのー、お話し聞きながら、凄く感動しました。是非頑張ってください」

と、握手を求められた。

実はその時点で内容の記憶を辿るのが困難なほどよっぱっぷーだったので、何を言って感動していただいたのか、僕は何を頑張らなければならないのかがわからなかったのだが、

「あ、はあ、どうも……」

と頭を下げ、千鳥あんよで家を目指した。

もちろん悪い気はしなかったが、想定外すぎてきちんと対応できないよっぱっぷりが、少々恥ずかしかった夜になりました。


陸上自衛隊、レッスン。

posted by take at 17:30| 活動報告