2016年03月06日

時間不厳守


『日本人は時間を守る民族だと思うか?』 知り合いに質問すると、大抵の人が

「諸外国と比べたら、そうだと思う。電車は時間通りにくるし、イベント含め、あらゆることが時間通りに行われるし」


でもね、実はそう見ていない外国人は多い。

「だって、日本人は始業の時間は守るが、ほとんどの人が、終業の時間を守らないじゃないか」

おっしゃるとーり!

時間を守る気質なら、開始も終了も一分違わず守るはず。残業なんて、驚異的守らなさ。17時が定時なのに終電で帰るなんて……実は、

“物凄く時間にルーズな民族”

と言われてもおかしくはない。

じゃあ、なぜ開始時間や電車、イベントは正確なのか。

出社に関しては、時間を守ろうとしているのではなく、

“自分だけいないのはマズイ”

から。退社が守れないのは

“自分だけいなくなる(守る)のはマズイから”

電車やイベントが正確なのは、正確に始めて正確に終わりたいのではなく、それが守られないことによってクレームがくるのが怖いから。だから、もちろん親切心もあってだが、“五分おし”で始まったり、終電は、連絡線の客をある程度待ったりもする。これによってイライラする人もいるが、でも“幅の無さに対するクレーム”を回避する方を重視するため。「より多くの人が」と、時間よりものべ人数の実を取る価値観でもある。


そう、日本人は時間を守る民族ではなく、

“周りを気にする民族”

だと思う。その気に仕方が、諸外国に比べかなりのハイレベルなのだと思います。チョー臆病といってもいいのかもしれない。チョー全体主義かも。

個性は大事ということを、頭でわかってはいても

自分だけ違うと不安。
みんなが揃ってないと不安。

でもね、1億3,000万総臆病で、総気にしいが故の時間厳守なのだとして、更にそれ故に生産性やメリットを感じるなら、凄い頑張り屋たちだと、自分たちを誉めた方がいい。だって守りたくて守ってるんじゃなく、危機回避で頑張って守ってるんだから。

もうひとつ。

実は、時間を守ることより大切なことがある、と本能でわかっている人も多いのではないでしょうか。内容と個人の人生の充足感の方が大事。それを横に置いて、時間ばかりでお互いを縛るのもほどほどにした方がいい。


「小一時間だけ飲もう」

が守られたためしはない。やはり、時間を守らないと気がすまない民族ではなさそうだ。


室内合奏団。川越へ。

posted by take at 14:59| 活動報告