2016年01月25日

たち愚いふるまい


関西の大御所に、東京のオススメ立ち食いそば屋を教わる。

大御所はメルアドに

“tatigui”

が入るほどの好物なので、情報を教わるのは自然ちゃあ自然だが、僕もちょいちょい食べるし店の好き嫌いもきちんとある都民だ。自分で知っていってもいい感じだが、フリークとまではいかないので、いい感じの店を教わることとなった。

さすが好みのはっきりしている大御所のオススメ、味も店員もいい感じ。

「ここらへんでいいか、まあ立ち食いだし」

なんて失礼な感覚からくる残念感はない。

やはり先人の話は真摯に聞き、大いに感謝すべきなのである。


ぱっと入ってちゃっと食べてさっと出ていくのが、立ち食いそばの基本だろう。注文で迷ったり、スマホ見ながらタラタラ食べたり、食べ終わっても長居したりするのはモルト野暮ッシモであり、粋を愛する日本人のやることではない。愚行ジャパンですな。

聞いたとこによると、大御所も初めて入った店が凄く気に入り、なんと二杯目にいったそう。その時は一回店を出て、新しい客を装い改めて注文(自販機じゃない店)。ここに正しい立ち食イストの姿がある。いくら気に入ったからといって、長居は禁物なのだ。決して恥ずかしかったのではないはずだ。大御所なのだから。


この季節、そんな立ち食いに入ると、皆さん正しくも美しい日本の立ちグ姿でずるずるしちょります。

最近は女性の一人客も多く店も華やか。立ちぐェントルマンも立ちレぐィーも、皆さん最短時間で食べるし、回転が速いゆえの他の客への気遣い、粋に生きるテイストとしての振る舞いに徹している。

荷物少なく来店。コートマフラーのまんまずるずる。で、シャッと食べて、ピュッと風のように去っていく。

僕がですねー、そんな中、野暮野暮だったりするんすよー。

まず、よくトロンボーンを持っている。これが立ち食いそば屋には、あまりそぐわないのよねー。場合によっては、隣とも後ろとも人と密着しちゃうくらい狭い店もあったりして。空いてりゃいいんだけど、とにかく長い楽器なんざ周りの迷惑な感じ。なんとか店の隅とか見つけ、置場所を確保したりするが、そこが従業員扉の前で、突然開いちゃったり、自動ドアの距離感読めず、ガラス戸がガン!!ってなったり。

で、更にダメダメなのが、僕はどうしてもコートを着たまま食べられず脱いでしまうんです。なんでやねん。

それを立てたトロンボーンにかけられる場合はそうするが、駄目な時はたたんでテーブルの下に突っ込んだりするのだが、基本立ち食いそば屋の棚って幅も高さも狭いものが多く、落としたり隣にはみ出たり。在来線の網棚と同じで、あるけどあまり利用しないのが立ち食いそば棚。そこをガッツリ使おうってんだから、もう野暮リアン、ダサイおっさんム以外の何者でもない。

でもどーしても脱がないと食べられんのですよ。なぜだろう。自分でもわからず悩んでしまう。大御所、なんででしょう?


541 「吉川君、そんなことで悩む暇あったら、練習したらどやねん(多分)」


気楽な立ち食い、好きなんですけどね、なんとも粋にくい性分ですわ。


海上自衛隊レッスン。川越へ。

posted by take at 21:28| 活動報告