2016年01月15日

喋り……生きる


『女性はよく喋る』

………えっと、間違ってないですよね。

あ、もちろん個人差あります。そらそーです、おっしゃるとーり。なんでもひとくくりにして特徴づけちゃうのは男性の癖ですよね…うっ、これまたひとくくりにしてますね。

でもまあ、総じてよくしゃべりますよね。え?あんたに言われたくない。ですよね。もちろん自分は棚に上げておりますよ。そーです、私もなんだかんだよー喋りますし、よー書きます。そりゃ否定しません。

ただまあ、女をみっつ書いてかしましいなんて言ったりして……いや、私が言ったんじゃないですよ。えっとー空海だったかなあ。まあ、ガールズトークに象徴される情報と言葉の多さっていうんですか、一言うと十返ってくるみたいな。人の話に話かぶせ、みたいな。とにかく、一般的に女性はよく喋るイメージが……あ、わかってますわかってます、そのぶん男性より人の話をきちんと聞いている。おっしゃるとーりですし、話す話さないは個人差ありですよね。もちろん無口な方もいらしたりして。でも総じてよく喋るというか、やかま……(フェイドアウト)


世界的に女性の方が長生きである。つまり生命力が長持ちであり、とにかくたくましい印象。日本人も最新の情報では、平均寿命、男性が80.50歳、女性が86.83歳と六年も差がある。六年ちゃあ2,190日であり、52,560時間である。女性の方が五万時間も長く生きる力があるのです。

生物学上ではいろいろ理由があるのかもしれませんが、それはよくわかりません。ただ僕は勝手に

「よく喋るから」

じゃないかと思い始めています。

長生き、逞しい生命力の逆を考えると、短命、病弱、活力のなさなんてイメージがわいてくる。これは身体のことだけでなく、心、気持ちにもいえることで、そんな人をパッとイメージすると

“あまり喋らない。無口で暗い”

というのが浮かび上がる。

最近、学生はじめ幅広い世代で心が病んでる人が増えている印象があります。皆さんの知り合いににも誰かしらいるのではないでしょうか。この人たちの特徴として

【喋らなくなる】

というのがある気がします。よく話していた人が、最近無口でうつむきかげん、なんだかうかない顔してるみたいな。

心の闇に関しては、専門家ではないのでわからないことだらけですが、ただ喋られなくなる原因の種が、自己否定であり、希望的に生きられず悩みに悩んでしまうのだとしたら、やはり

『否定されない人生』

こそ必要な気がします。

何か発言したり表現しようとした時 「それは違うよ、間違ってるよ」と言われ続けたり、はたまた全く言われない、つまり相手にされてない印象になったり、周り中が自分の考えやムードと違う世界観で盛り上がっており疎外感に包まれたり。自分や他人に厳しすぎる場合や、本当はみんなと仲良くしたいのに、自分が特別でなくては気がすまない気持ちがコントロールできなかったり。自分の実力からの周りの評価と、理想の折り合いがどうしてもつかなかったり………いろんなことがあるのだろうと想像します。


ただ、世界中の人が同じ正論をもつことはありえないし、“成長という変化こそが人生”なわけだから、若いうちから未熟な発想、発言、間違った表現、愚かな言動をしない人なんて一人もいないはず。

世界中で今この時間も、間違った愚かしい未熟な表現は星の数ほどされているはずで、それを全ての世代に対して全面的に否定し、更正を要求し、封印を促すような空気、圧力が強くなると、人は喋られなくなるのでしょう。


親父の小言の中に 『子の言うことは四の五の聞くな』 というのがある。いろんな解釈ができるが、それは違う、それじゃ駄目と年中否定するのではなく、まあほっとく。いわゆるスルーの大切さとも読める。それぞれの今を認め、共有したりスルーという無視をしたり。正直書くと、このブログが続いてるのも、「お前の意見は間違っている」という書き込みを見なくて済んでいるから。

未熟間違い、発言の自由である。

また、自分と波長の合う人たち、コミュニティへと自らを向かわせる判断ができるといいですね。類は友を呼べばいいし、そうやって住みわければ、皆喋りやすいはず。


まあ、それにしても女性はよく喋るわけで、あれは人の話聞いているのかと思えば、男よりちゃんと聞いているそうで、しかしまだこちらが話してるのに………(フェイドアウト)


N響定期。

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