2015年12月23日

瀬戸の話読め

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昨日選定した部屋、その壁に、凄く大きな西日本の地図が貼ってあった。西日本というか、センターは四国であり、中国地方や九州が周りに少しづつみたいな。どうも瀬戸内海中心に海をピックアップした地図のよう。四国の東西だけで1メートルはあろう、がいにおっきょいぶんだった。

たけ「これ、僕が来るから貼ってくれたの?」

野中貿易H「たまたまです。船に乗る社長の趣味です」

たまたまらしい。

まずは、当然旧吉川邸を探す。まあ、ほとんど海から距離のない所で生まれ育ったことがわかる。そして、少し離れて全体を見つめた時、僕はとんでもない過去からの認識の過ちに気づくことになった。


僕は今まで、紀伊水道、播磨灘、豊後水道、伊予灘等、もちろん太平洋含め、四国はなんとなくきれいなリングのような海に囲まれているのだと勝手に思っていた。

それがあーた!!

現実は、長い長い淡路島が紀伊水道と播磨灘を分断するようにとおせんぼしており、方や愛媛は佐田岬半島が、豊後水道と伊予灘を遮るが如く、九州の方へ長く長〜くはえているではないか。

これではまるで、瀬戸内海は隔離されているように見える。場合によっては、長崎出島のみを開港していた江戸鎖国時代がごとく、瀬戸内側隣接県ズが、海からの外敵の進入を拒み、島や半島で海を塞ぎ、狭い海峡に関所を儲けているようではないか。


関所があるのは徳島側が鳴門海峡。ここでは海の中にプロペラを配置し、世界三大潮流といわれるほどの回転型乱波を作り出してまで侵入を拒んでいる。兵庫側は明石海峡。いずれも、この地図で見る限りでは、魚一匹が通るのにも困難をきわめそうな狭さだ(要ツッコミ)。

そして愛媛側は豊予海峡。このまま半島が伸び続ければ、いずれ四国と九州は繋がり、こちらからの侵入路は完全に塞がれてしまう(要罵声)。

本州と九州はもうなんだか繋がってるようなもんで、下関の所は複雑に入り組んでおり、魚は途中で泳ぎながらめまいがするため通り抜けたものはいないという。


つまり、香川、愛媛、大分、福岡、山口、広島、岡山、兵庫の連合軍は、自分たちだけの瀬戸内海とするために、密かに(?)水路を塞いでいたのだ!!!!


瀬戸内海で生まれ育った生え抜きのジモギョーは、この居心地の良い海を離れるつもりはないからまだいいが(ファインディング・ニモのモデルになった)、回遊組含め、憧れの瀬戸内海を一目(?)だけでも泳いでみたいとやってきた魚たちは、関所の厳しい詰問&圧迫面接に引き返してしまうものも多いらしい。


そんな瀬戸内海だが、20世紀の後半、シャチが主役の『オルカ』というハリウッド映画が上映された時、いるはずなさげなシャチが目撃され、『ジョーズ』が上映された年にはホオジロザメが現れている(本当)。

あの頃は、外貨欲しさに関所でも不正が相次いでおり、映画の宣伝を禁止していた瀬戸内連合の通達を無視して、ヤツラを通した関所関係者の罪は極めて重いものがあると言われている。


N響、第九。

posted by take at 13:22| 活動報告