2015年12月17日

幸心料


今日もカレーうどん。あらためて惹かれた魅力に、昨日からずるずる引きずっている。

立ち食いそば屋でね、食べてみたんですよ。

そしたらあーた!ある意味、どんなメニューよりうまいじゃあないですか!!その店で、そばにミニカレーのセットでカレーライスとして食べたことありましたが、それは冴えないもんでした。まあ期待してない分それだけの味だったんです。

作ってるの見たら、うどんの上にまずそばの出汁かけてからカレーがダイブ。これは 『そば屋のカレー』 としては定番の作り方ですが、特に凄くイケてるわけではないうどんにぼちぼちの出汁、それなりのカレーのコラボで、お互いの冴えないところは宇宙の彼方へと消え去っていたのでした。

たけ 「うまいやん……」

カレーのスパイスで覚醒する細胞、フォースの力だ。


学食にて、生徒相手にカレーうどんの力について講義、熱弁を奮う。

たけ 「私たちは幸せな時代を生きているのだよ。時が時なら、コショウはじめとしたスパイスは中国茶にはまるのと同じ、身上をつぶすまでのものでね……」

生徒ず 「……………」

たけ 「身上をつぶすがわからんか。身上とは 財産、資産、身代なんかを言うのよ。つまり、コショウ欲しさに財産つぎ込んで、家をつぶしてしまうくらい魅力があってと。しかもスパイス戦争なんて、国をあげての争いにまでなってたわけで。それが、今僕らはコショウだろうがどんなスパイスだろうが、自由に揉めることなく食べられるわけよ」

ちょいと調べてみた。

『コロンブスが、間違ってアメリカ大陸の一部を発見することになる西への航海に出たのも、モルッカ諸島のスパイスとジパングの黄金がおおきな動機。マゼランが初の世界一周をめざしたのもスパイスが理由。彼亡きあとようやく母国にたどり着いたビクトリア号には、スパイスがたっぷりと積まれていた。その販売益は、多くの乗組員や僚船の喪失を補ってあまりあるものだったともいう。スパイスが生んだ大航海時代。「香料諸島」の利権をめぐるスペインやポルトガル、そしてオランダやイギリスを交えての争いは「スパイス戦争」とも呼ばれている。17世紀半ばまで続く、血なまぐさい時代でもあった』

たけ 「もしさ、Sがとーちゃんかーちゃんに呼ばれて “どーしてもコショウが欲しいから、お前を売り飛ばすことにした” って言われたらどーよ」

S 「えー、コショウ嫌いになりますぅ」

たけ 「だよな。コショウもとーちゃんかーちゃんも嫌いになるよな。今はとーちゃんもかーちゃんもコショウも好きでいられるんだから、幸せな時代を生きてんだよ」


カレーうどんのおかげで、素晴らしくも刺激的な講義ができた。いろんな意味で大満足だ。


川越へ。

posted by take at 09:53| 活動報告