2015年11月23日

目をつぶる


以前から “目をつぶって練習することの効能” について考えることがありました。単純に、自分の音を聞くことに集中できるのではないかと。しかし習慣化はせず、生徒たちと議論したり要求することもありませんでした。

もしかしたら目をつぶるメリットなんて無いのかもしれない、と思ったりもしていました。


音を真っ直ぐ伸ばすこと、そういうアプローチ、トレーニングが大切だということは当然理解しているのですが、最近はそんな取り組みの中でも特に

“耳が持続して聞き続ける”

ことの重要性を、ピックアップして研究していました。

その際、目線があちこち游がずに、一点を見ていた方が耳の持続には良いなとは思ってましたが、このポイントを特に重要視した場合、目をつぶり練習することに強いメリットを感じはじめました。

視界の中に動きがあったり、あるいは自分の意思で見る場所を動かした場合、耳が持続して集中、一点にいつづけるのはどうしても難しくなります。よってベルの一部など、動きようのないところを見つめ、しかも目の意識より耳の意識を高めることにより、耳の時間を維持していましたが、これに関して目をつぶることはより効果がありそうなのです。

ただ音を聞いたり、演奏行為に集中するためと、漠然と考えるより、

“音の持続という時間の継続のため”

と、目的を定めた方が取り組めそうです。

長時間ずっと目をつぶり続けるのも、実は不安とストレスを感じる気もしているので。


N響定期、練習。NTTレッスン。

posted by take at 17:02| 活動報告