2015年11月14日

天上のマーラー


今回の定期、前半がマーラーの交響曲第五番のアダージェット、続いて同じくマーラーのリュッケルトによる五つの歌。後半がチャイコフスキーの第五番。

ゲネプロ、美しすぎるアダージェットを舞台裏で聞き、デリケートな美が際立つリュッケルトをステージで体感しながら

「この美し過ぎるマーラーたちを聞いた後、チャイコフスキーを聞くのって、聞く側としてどうなんだろう?」

ふとよぎりました。

あまりない曲順だと思います。マーラーからチャイコフスキー。

もちろん休憩でリセットされる部分はあるのでしょうし、チャイコフスキーがなにかを壊すと思ってるわけではありません。

ただ、マーラーのこれらって、本当にガラス細工のように美しく、儚く、壊れてしまいそうなくらいデリケートなんですよね。


チャイコフスキーの素晴らしさに敬意をはらった上で、改めてマーラーの天上の美を心が理解した今朝でした。


N響定期。

やるせなくても生きていくしかありません。この美しさが救いになりますように。合掌。

posted by take at 18:24| 活動報告