2015年10月15日

歯と命


癌や肝硬変、脳梗塞や心筋梗塞等、命に関わる大病に至る過程は、人生の長い時間における身体の酷使、不摂生、老朽化により蝕まれていくイメージがあります。

もちろん身体の様々な臓器やパーツは、どれも大切にケアしていかなければならないのだろうが、その中でも特に見つめていかなければならない唯一があるならという質問に、とある医師が答えたものを聞きました。


「それは歯です」


医師いわく、食事に影響が出るということだけではなく、歯石や歯垢、虫歯菌、口内の雑菌は、身体の様々なところに悪影響を与えるというのです。彼は月に一度歯医者に行き、クリーニングやケアを欠かさないようにしていると。

僕自身はあまり深く考えてこなかった。もちろん歯が大事なことは理解していたが、それは失うと食事に影響があったり、一番望まない、楽器が吹けなくなるということに関しての思いだけだった。

聞いた瞬間ゾッとしたと同時に、なんだか信じやすい話としてストンと納得してしまいました。


毎朝うがいからスタートする僕としては、口の中が菌の温床であることは、その色や嫌な味から強く理解できている。それらはほとんどが、本人の意思に反して体内深く入り、場合によっては吸収されてたりもするのだろうが、それでもそれをやっつけたり、体外へと排出する機能と力を、体は持ち合わせているのでしょう。

しかし、歯石や歯垢といった一回付着すると自分の力では取れないものが溶け出し、長い時間かけてゆっくりと臓器を痛めていき、大病の原因菌へと変貌するのだとしたら、物凄く恐ろしい話だ。それはまさしく、

“当人が気がつかないうちに蝕まれていっている”

ということに他ならない。

定期検診から知覚過敏の治療、クリーニングに通う甲斐あって、今の僕は虫歯はないとのこと。ただ、金属の詰め物に対して否定的な歯医者で、それをセラミックに変えていこうという話になり、昨日その第一段の治療がありました。

とても上手い先生なので、ほとんど痛みなく20分程で終了。

「現在は使用不可になっているこの金属。あらゆる形に対応するため、柔らかい金属を混ぜています。でも柔らかい金属というのが、身体にいいはずがありません」

とのこと。

僕は大変に信頼しているので、とにかく言うこと聞いて、口の中を清潔に保つ。そして今まで以上に歯を意識する人生を送るのみです。


川越へ。ジパング。

posted by take at 17:12| 活動報告