2015年10月16日

最新那覇モード


今年度五回目の沖縄です。

東京の今朝は凄く寒かったのに、那覇はなんと28度。昨日学生に袖予報を聞いておいたので、きちんと半袖に上着で来沖したが、上着はとても邪魔で空港でぴゃっと脱ぎました。やはり日本は縦に長いのね。


先日の、パーヴォ・ヤルヴィとの幻想交響曲の練習時。オケトロマンにしかわからないネタですが、終楽章の例のハチロクのセカンドパート、いつものように突っ込まれ覚悟でさらっていたら、隣の黒金君から

「さすが沖縄の先生ですね」

と、今年最新モードのツッコミをもらう。(セカンドパートだけ吹くと沖縄民謡のようなのです) しかしコレ、日本人はウケるけど西洋人にはフツーのパッセージなんでしょう。真面目にさらえるんだろうなあ。いずれにせよ、今これを吹かせたら、僕は沖縄のトロンボーン奏者の次にうまいのだろう。つまり五本の指に入っている気がする。(自画自賛さー、なんくるないさー)


沖縄のスイカ的乗り物カード、その名も 『オキカ』。実は最近できたらしく、学生も地元トロンボーン奏者も持っていない。日本各地のみならず、この那覇でも見せびらかして自慢していた。というか、ジモティーはあまりモノレール乗らないのね。皆さん、車かバイク。

で、この春初めて来た時購入し5,000円を入れていたのだが、それが大分減ったので、改めてチャージしてみました。その姿を見ていた学生が、

「先生、すっかりウチナーンチュですね」

と、今年最新モードのリップサービスをもらう。


大学近くの食堂の、凄い量のそば定食も、もう普通に完食できるようになってきた。初めての時は心が無防備だったので、ビビって学生に分けたりしたが、今やそばもご飯もチキンカツ二枚も野菜もまぐろの刺身も小鉢二種類もペロッと食べてしまう。まさに、腹をくくれば入るもんである。こうやって、体型もオキナワンになっていくのか。

とにかく、しっかりいただき、今年最新モードの胃の膨らみと共に、レッスン室へと向かう。

「胃がおっきなわ」


今晩は、学生が設定してくれているが、春先に来て飲んで食ってさんしん弾いて踊っていた、あの凄い量出る店だそう。


今年最新モードのさんしんでどーも騒ぐよう。泡盛大盛りなんくるないさー。


その前に、レッスンレッスン。しっかりやりますよお。


沖縄県芸レッスン。

posted by take at 14:38| 活動報告

2015年10月15日

歯と命


癌や肝硬変、脳梗塞や心筋梗塞等、命に関わる大病に至る過程は、人生の長い時間における身体の酷使、不摂生、老朽化により蝕まれていくイメージがあります。

もちろん身体の様々な臓器やパーツは、どれも大切にケアしていかなければならないのだろうが、その中でも特に見つめていかなければならない唯一があるならという質問に、とある医師が答えたものを聞きました。


「それは歯です」


医師いわく、食事に影響が出るということだけではなく、歯石や歯垢、虫歯菌、口内の雑菌は、身体の様々なところに悪影響を与えるというのです。彼は月に一度歯医者に行き、クリーニングやケアを欠かさないようにしていると。

僕自身はあまり深く考えてこなかった。もちろん歯が大事なことは理解していたが、それは失うと食事に影響があったり、一番望まない、楽器が吹けなくなるということに関しての思いだけだった。

聞いた瞬間ゾッとしたと同時に、なんだか信じやすい話としてストンと納得してしまいました。


毎朝うがいからスタートする僕としては、口の中が菌の温床であることは、その色や嫌な味から強く理解できている。それらはほとんどが、本人の意思に反して体内深く入り、場合によっては吸収されてたりもするのだろうが、それでもそれをやっつけたり、体外へと排出する機能と力を、体は持ち合わせているのでしょう。

しかし、歯石や歯垢といった一回付着すると自分の力では取れないものが溶け出し、長い時間かけてゆっくりと臓器を痛めていき、大病の原因菌へと変貌するのだとしたら、物凄く恐ろしい話だ。それはまさしく、

“当人が気がつかないうちに蝕まれていっている”

ということに他ならない。

定期検診から知覚過敏の治療、クリーニングに通う甲斐あって、今の僕は虫歯はないとのこと。ただ、金属の詰め物に対して否定的な歯医者で、それをセラミックに変えていこうという話になり、昨日その第一段の治療がありました。

とても上手い先生なので、ほとんど痛みなく20分程で終了。

「現在は使用不可になっているこの金属。あらゆる形に対応するため、柔らかい金属を混ぜています。でも柔らかい金属というのが、身体にいいはずがありません」

とのこと。

僕は大変に信頼しているので、とにかく言うこと聞いて、口の中を清潔に保つ。そして今まで以上に歯を意識する人生を送るのみです。


川越へ。ジパング。

posted by take at 17:12| 活動報告

2015年10月14日

自分の力によって


生徒が、自分の力で気付き自分の力で改善したり、更なる魅力的な表現ができる、そんな可能性が1パーセントでもあるような項目、内容なら、教師として絶対教えない。

なぜなら、ひとつ教えると自分で見つける力がひとつ減退するから。

そのかわり、最も効率よく気付ける環境を提供する。

音程やリズムの悪さなんて、必ず自分で気付くことができることなのだから、どんなに散らかっていても絶対指摘しない。


それでも人によって、ペースはまちまちでしょう。場合によっては、四年間かかっても、簡単なことにどうしても気付けない人もいるだろう。

なら、卒業間際に伝えよう。

示すものは示して、それでも自分で気付けなかったのなら、その段階で言葉で伝えても、残念ながら理解できない可能性も高い。 ということは、もっともっと時間がかかるということだ。

それでも、いろんなペースの人なりに、自分の力を使って見つけようとする人になってもらう。勉強は、卒業後も延々と続くのだから。そのために、

『教えない、伝えない』

を徹底したい。


大学生になる理由、潜在的な欲求、その一番は、

“どんどん変わっていく”

ことだと思います。それこそを彼らは望んでいる。しかもそれは、自分の力によってでなくては、完結しない時間なのだと思います。



ジパング。

今日で、このブログも丸四年が経ちました。自分でびっくりです。大学生なら卒業です。読者の皆様、心より感謝申し上げます。

posted by take at 00:13| 活動報告

2015年10月13日

ポテン舌ル


たけ 「日本のラーメンちゃあ、今や世界を席巻してるのよ。本場で本物のラーメン食べたいって理由で、外人が日本に旅行にやってくるんだから」

学生 「そんなに凄いんですか?!」

たけ 「そう。でね、来日している外人に “どのスープが一番好きか” ってのをテレビでやってたのよ。塩、しょうゆ、みそ、とんこつから選べって。 街角でスープだけ飲ませてね。で、あるひとつがダントツだったんだけど、何だと思う」

学生 「塩ですか?」

たけ 「違うんだなあ」

学生 「じゃあしょうゆ」

たけ 「ノンノン」

学生 「え?みそですか??」

たけ 「イチバンミルキーデスネって言って、みそってジンガイもいたけど少数派。塩としょうゆはいない」

学生 「と、とんこつぅ?!」


そう、とんこつだったのです。学生はとにかく、オンリー日本から一番遠い、塩という調味料が最もグローバルだと思ったのでしょう。気持ちはわかる。しかし結果は逆。やはり動物系で濃厚な味が、肉食中心のジンガイには合うんでしょう。

実は僕にも生徒たちにも、同じある気持ちが宿ってるんだと思います。


“ほ、本当にとんこつでいいの?”


これは、自分たちは好きだけど、外人が好きと言うと違和感になるもの。納豆とかね。

“本当に、あんな臭いもん好きなの?何か騙されてない??”

みたいな。自分は大好物なんですけどね。ただ、このメンタルに至るには、

“日本人の味覚は繊細かつ多様。甘い辛い酸っぱいだけでなく、より深い味わいも求める。故に普通なら避けるであろう臭み、くさやや納豆、あらゆる臓物も料理し楽しむのだ。しかし外人はそこまでではないであろう”

というおごりが見え隠れする。


昨今の日本のあらゆる食べ物に対する世界全体の欲求クレッシェンドを見ていると、そんなおごりを今一度見直し、貪欲ゆえにあまりにもバラエティーな我が国のあらゆる食べ物、その発展に貢献してきた外国から入ってきた料理を生み出した舌の力に、改めて敬意を感じるべきなのでしょう。


僕はたいした舌ではないが、やっぱり偉そうですなぁ。


川越へ、早朝から講義。レッスン。

posted by take at 15:32| 活動報告

2015年10月12日

盛り三中


『大島』

アンサンブルの練習。プログラムはいつもの慣れたものだが、今回はエキストラが入っているので、細かいやり方を説明しながら進む。

曲は簡単だが、繰り返しの有無やダ・カーポ等、段取りがややこしいものが。

駅酢虎 「行き方だけ教えてください」

メンバー 「正直に生きなさい」

液巣寅 「…………」



『村上』

下請け。親会社からかなり多くの条件が提示される。

居酒屋にて

部下 「課長!あいつらあんなに条件出してきて、足元見てますよね。言うこと全部聞いたら、こっちは損益しかないすよ。でもこの仕事断れないし。チクショウ、どれをのむかですね!!」

課長 「ん?俺ハイボール」

部下 「…………」



『黒沢』

学食にて。隣のテーブルに来た団体。イスが足りなくて、余っているこちらに借りにくる。

隣人 「すみません。このイスいいですか?」

先輩 「とってもいいですよぉ」


別の人、テーブルにあったりなかったりする醤油を借りにくる。

醤欲 「あの、醤油、いいですか?」

先輩 「かなりいいですねぇ」


川越へ。

posted by take at 10:05| 活動報告