2015年09月01日

メッシの力


かつて 『スリータイムメッシ』 というタイトルでこの場に書いたことがある。ハットトリックの話じゃありません。

「三度のメシよりトロンボーンの練習が好きか?」

という内容でした。


たけ 「ねぇ、みんな三度の飯より好きって言葉知ってるよね」

生徒ズ 「知ってま〜す」

学食でのランチタイム。素朴な疑問から会話は始まった。

たけ 「あれ、どこで知るんかね?ドラマやマンガに登場すんのかな?」

なぜ知ってるのかは知らないが、とにかくみんな知ってるセリフである。

たけ 「でさ、その三度のメシよりも好きな事がトロンボーンだとして、実際トロンボーンと三度のメシ、どちらが好きかね?」

生徒ズ 「え”〜〜〜〜っ」

無意味な質問は、僕の最も得意とするところである。

H 「ご、ご飯にします。だって、食べないと練習できませんもん」

たけ 「いや、必要かどうかではなく、好きなのはどちらか。別に食べちゃだめって言ってんじゃないから」

H 「え〜〜じゃあ〜〜トロンボーンにします」

じゃあって。

これは物凄く悩むところだ。僕は人生の伴侶として選ぶくらいトロンボーンを愛しているが、三度の食事はチョー好きであり、それを

「それ程は好きではない」

という発言をしてしまうことには、躊躇が大盛りだ。

H 「一度のメシじゃだめなんですか? だって本当はそんなに食べなくてもいいんですよね。一日一食って人いますよね」

そーだよね。三回分を捨てるのは難しいが一回なら……

たけ 「確かに、三回も食べるようになったのは結構現代になってからだという話はあるし、断食健康法ってのもあるけど、食べる幸せを放棄すんのはなあ……」

ご飯を食べるのも忘れ練習に没頭し……久しくないなあ。腹減ったら “休憩” という大義を旗に迷わず食べにいくね。しかもその休憩長い長い。そもそも腹減っても気づかないことがムリ。すぐ気づく。気づきまくり。

H 「デザートつけてくれたら、一回でいいです」

たけ 「じゃあ、メシ一回にデザートつきと、メシ三度デザートなしなら?」

女子生徒 「一回でいいです!!」

男生徒 「三度ですね」

たけ 「だよな〜〜。」


気がついたら、トロンボーンはどこかへいってしまっている。


やっぱりメシなのか?! 三度のメシに、トロンボーンは負けるのか?! てか、デザート一人に負けるのか?!

僕は食後のアイスを食べながら、深く考え続けていた。

たけ 「いや、現実は三度ご飯食べられるしさ、デザートも食べていいし、トロンボーンも吹いていいわけよ。幸せな人生だよね〜〜」

生徒ズ 「ですよね〜〜」

外はどんよりとした雲に雨だが、我々のテーブルの周りだけはなんとも脳天気に晴れているのでした。


川越へ。

posted by take at 20:22| 活動報告