2019年03月21日

新元号予想


フジテレビのノンストップで、新しい元号の予想をしている。


司会の設楽統は 「天竜」(てんりゅう)
三上真奈アナは 「礼安」(れいあん)

で、芸能人たちがあれこれ予想。

ベッキー 「広心」(こうしん)
南明奈 「多幸」(たこう)
具志堅用高 「楽明」(らくめい)
野生爆弾くっきー 「鳥吐」(とっと)
チョコレートプラネット 「木市」(きいち)、「一幸」(かずゆき)
レイザーラモンRG 「渡来」(とらい)
大久保佳代子 「保佳」(ほっか)
吉村崇 「無止」(ノンストップ)
みやぞん 「心成」(しんせい)


途中ふざけたものもあるが、どうせふざけるなら、うどん県副知事のツィートによるこれくらいはやってほしい。


要潤 「要潤」


読み方書いとらんが、おそらく(かなめじゅん)でしょう。世の中潤いが足りないからだそう。流石です。流石元年!


僕は以前から、『幸』が入るのではと予想している。

アッキーナと同じ感覚だが多幸だと大正とアルファベットが被るので、

「幸安」(こうあん)

「幸明」(こうめい、こうみょう)

「幸来」(こうらい)

「幸心」(こうしん)

あたりはどうでしょうか。

平や成もつけられますが、平成やったばかりだし、昭や和や大や正も。明治くらい前なら入るかも。


もし『幸』が入った新元号なら、僕の素晴らしい予知能力を讃え、お祝いのパーティーをやりましょう。よろしくお願いします。


個人的には要潤でも悪くないのですが、潤の方がちと画数多いやね。

武典元年は慎んで辞退申し上げます。何様じゃ!!!!


休日

posted by take at 09:36| 活動報告

2019年03月20日

包みこむ


N響のティンパニスト、植松君がブロカートの合奏に指導にきてくれました。

僕の「打楽器の皆さん、大きくてもいいんですが、うるさくない音にしましょう」との投げ掛けに


「ベタ塗りにならないで、周りを包みこむような音(トレモロのサウンド)にしよう」


とのアドバイス。この言葉が、僕の心に深く残りました。それは打楽器だけではなく、管楽器も弦楽器も同じだなと。

更に


「バンと打楽器が鳴った後は、他の楽器が音楽を持ってってくれる(運んでくれる)んだから、そこではベタ塗りではなくて包みこむような音にしないと、それらの楽器が聞こえないよね」


これまた僕の心にフィット。

さすが名演奏家。シンプルな言葉は、意外に自分では行き着かない世界へと運んでくれます。


しばらくこのことを考えていて、新しい価値観がわいてきました。



「周りの音が聞こえてくるような、そんな自分の音を出そうとしなければならないな」



合奏やアンサンブルというと、とかく「聞きなさい」と意識への投げ掛けばかりになるが、そもそも周りが聞こえなくなるような音、周りが聞こえてくる音がありそうだ。

私たちはとにかく、周りが聞こえてくるような音を出そうとしなければならない。それは打楽器奏者が言った、周りを包みこむような音なのではないかと。


優れたオケマンは、当たり前のようにそのことが自分の音への必須条件であり、当然からすると意外に、そうは求めてない人もいたりするのではないか。

そんな音はたとえ良い音であっても、合奏の中での表現としては、ハウリングになるのかもしれない。



更に考えていていたら、コミュニティの中での人間性にも、結局同じことが必要なのかもしれない、と。


別に全員が聖母になるという意味ではなく、心のどこかで、自分以外の人を包み込めるような柔らかい豊かさを目指していることこそが、実は大事なのかもしれない。

相手の心、周りの心の声がちゃんと聞こえるために。


レッスン
若い人は周りどころではなく自分で手一杯だろうが、それでもこの気質を持っている人と持ってない人には、その段階からはっきり分けられると思います。

posted by take at 17:56| 活動報告

2019年03月19日

春なのに


ANA機内にて、柏原芳恵さんの『春なのに』を聴く。

柏原さん12枚目のシングル。1983年(僕は18才)リリース。レコード大賞金賞を受賞してます。

あの『ハローグッバイ』に続くヒット。公称シングル売り上げは61万枚(スッゲー!)。この曲で紅白に出ており、本人が選ぶシングルベストワンにこの曲を挙げている。

久しぶりに聴いたのですが


……こ、これ、えー曲やん


中島みゆきさん作詞作曲。なるほどね。切なくさせたら天下一品の才能やからね。


過去のイメージを引っ張り出すと、ちょっと気になることがあり、帰宅してYouTubeを見てみる。


そうそう、この人は凄く可愛くて綺麗でセクシーだったから、男子に絶大な人気あったんだよなー。年齢を重ねた辺りの画像でも、同様の輝きは失ってません。

ただ歌声は、あの頃もそのあともとても清純でピュアであり、正直この曲より『ハローグッバイ』の方が様になってるかなと(すみません、勝手な意見です)。

気持ちのこもった彼女の歌唱も素敵なのですが、実は僕が大々々ファンだったあの人が歌ったのを聴いてみたいと、ふと機内で思いました。本当にいい曲に聞こえたもので。


ももえちゃん


山口百恵さんの歌唱で、中嶋みゆきさんのこの春の切なさを……

無い物ねだりですね。春なのに切なくなります。


帰京、大塚へ

posted by take at 17:16| 活動報告

2019年03月18日

オーケストラでのトロンボーンを吹きたいあなたへ


トロンボーンのいい音を出そうとするのではなく、オーケストラのいい音を出そうとしましょう。



オーケストラというのは、実はひとつの楽器です。

弦楽器や木管楽器、打楽器までが、それぞれにカラフルに個性を主張する場面は多いのですが、同時にそれらが混ざりあい放つことも多々あります。

その場合、それぞれの音が水と油のように混ざり合わなかったり、なんなら食べあわせや化学反応のように「混ぜるな危険!」となる音をださないことが必須。

そのためには、純然と存在する「オーケストラの音」」、そのよい音を出そうとすることが大事です。

金管にとって他のグループは、素材や発音体、音の伸ばし方がかなり違うスタンスの楽器たち。

ただ、それぞれの歴史は「本当に音楽的な音のニュアンス」への進化の歴史。実は人間が望むそれには、思ったより差がない。各々のよい表現を取り入れながら、ある意味ひとつの理想に向かいつつあります。

その行き着く先としてあるのがオーケストラの音です。


オーディション含め、質の高い結果を求めるなら、とにかくこのオーケストラの音というのを知らなければなりません。

オーケストラでやるなら、吹奏楽しか知らなかったり、トロンボーンに対してのマニアックさだけでトレーニングするのではなく、あらゆる楽器の総合体としてのオーケストラの音を、何度も聴いて、知っている必要があるのです。


波のように動く弦楽器の右腕が運ぶ音のニュアンス、木管楽器の発音や音の移り変わり方、打楽器の印象とそれぞれの色彩。

オーケストラでのトロンボーン演奏を望むなら、これらの素晴らしさを理解し、様々なオーケストラのサウンドと表現を知った上で、トロンボーンの音を目指していく必要がある。


簡単に言えば

「とにかく生演奏、なんならCDをあまり聴いたことがないなら、オーケストラに相応しいトロンボーンを吹くのは無理ですよ」

です。


N響高松公演

posted by take at 09:14| 活動報告

2019年03月17日

薬師丸ひろ子さん その2


昨年5月にリリースされた『エトワール』は、美しいバラード集。たくさんのアーティストが曲を提供し、薬師丸さん自身の作詞もある。その全てがとても魅力的な音楽であり、詞の世界観も私たちの世代に深く染み入ってくるもの。薬師丸さん自身が、この年齢を生きていることが歌唱からも伝わり、共感度高く。


ある日ふと気づく。


僕の心がどんな状態のときも、この音楽たちを聞くと同じように穏やかな気持ちになれている。

心の中がいかように散らかっていても、同じように整理整頓される。

悩みや憤慨、疲れや病まであっても、また興奮状態や落ち着きのない場合でも、必ず同じように整い、音楽家らしい明日からの希望へ向かう生き方へと導いてくれる。


これは稀有なパターンだ。


今までにはないこのアイテムにとても嬉しくなりました。同時に、新しい価値観として音楽の力を強く感じることになったのです。


今年の1月、共演したピアニストにその話をしたところ、曲を聴いてくれた彼女からコメントをもらう。

「今吉川さんが、いろんなものを削ぎ落としナチュラルになろうとしている時期だからじゃないですか?(声や曲がフィットするのは)」



先週NHKホールで開催されたイベント、いだてんコンサートに、なんと薬師丸さんが客演。N響をバックに「見上げてごらん夜の星を」を歌いました。

出番になった瞬間から楽しみにしていたのですが、ゲストも多く、普段よりかなり雑然としている舞台裏の中、薬師丸さんにお話しをしにいくかどうか少しだけ悩む。お忙しいだろうし周り中バタバタしているし。

しかしこのタイミングも何かの指針かと感じ、N響からマネージャーにアポイントをお願いし、許可をもらい終演後の楽屋を訪ねました。


「N響でトロンボーンを吹いている吉川といいます。本番後のお疲れのところすみません。今日素晴らしい歌で感激しました。実は昨年リリースされたエトワールなんですが……」


薬師丸さんは、とても素敵な笑顔と自然体な大人としての振る舞いで、僕の謝辞を聞いてくださり、心が整理されるのくだりでは、興奮したように喜んでくださった。

雨の中、品川へと帰る僕の心は温かく、足取りも軽くとても幸せな一夜になったのです。



昨日はオーチャード定期、イタリアオペラの曲集、人気の反田君をソリスとにパガニーニ変奏からボレロというプログラム。

本番休憩時に舞台裏を歩いていると、N響事務所の女性が興奮したように僕を呼び止め

「吉川さん、薬師丸さん聴きにいらしてます。団員の皆さんに差し入れまでしてくれて。早く早く!!」

残り少なくなった差し入れの前まで連れていってくれ、僕に素敵なお菓子を手渡してくれました。



「作曲家が書いた音符ひとつひとつにこだわりがあることを知っているので、自分流にアレンジして歌うことはせず、楽譜に忠実でいたいと主張している」(Wikipediaより)


私たちが最も共感してしまうこの価値観含め、素晴らしい音楽家、素晴らしい人格の薬師丸さんに、強い敬意と愛情が膨らむのです。


トロンボーンフェスティバル、レッスンと作曲コンクール審査、ブロカート

posted by take at 10:36| 活動報告